カントリー家具-アポザキャリーチェスト-15
抽斗(ひきだし)が15個あるチェストです。
ボタンや刺繍糸を入れる、小さな抽斗がたくさんあるチェストが欲しくて、作ってもらいました。
浮造り、というアンティーク加工をしているので、使い込んだ感じに仕上がっています。
ステインとワックスの仕上げは、私がしました。
サイズ W490mm / D210mm / H490mm
カントリー家具の写真の説明
①の写真
サイズは小さいですが、すべてボンデロッサパインの無垢材で出来ていますので、かなり重たいです。
②の写真
サイズが小さいので、天版と底板のトリマー加工は、シンプルなものにしています。
③の写真
抽斗がたくさんあると、それだけ楽しくなってしまいます。
④の写真
抽斗は接合部分をテーブルソーで加工して、組み合わせています。
⑤の写真
抽斗の前板はこのように、パズルのように組み合わさっています。
⑥の写真
抽斗の全体です。
底板もパインの無垢材を6mmに薄くして、使っています。
作ってから6年くらい経ちますが、今でもパイン材の甘い香りがしています。
⑦の写真
抽斗を抜いた状態です。
棚板に溝を掘り、仕切りの縦板をはめ込んでいます。
ステインは中には塗りません。抽斗の滑りが悪くなります。
⑧の写真
底板です。
トリマーで加工しています。
⑨の写真
後ろです。
背板はパインの羽目板を使っています。
⑩の写真
同じく後ろです。
後ろは見えなくなるので、シナベニヤなどでいいのかもしれませんが、やはり、パイン材の方がいいです。
⑪の写真
底面です。
底面だけは完成後、見えなくなるのでコースレッド(ねじ)を使っています。
ねじを使った跡が分かるのは、底面だけです。