カントリークラフト42号と2004年夏号より
カントリークラフト42号と2004年夏号51ページ、53ページに掲載されていました。
実物代型紙つきのカントリードールを作ろう!のコーナーがあり、作り方も丁寧に教えてくれていました。
限定でキット販売もしていたようです。
鈴木治子さんの作るドールは配色がきれいで、素朴な感じがあり、見ていて癒されます。
そして、必ずポイント(見せ場)があり、いろいろと手が入っています。
服のデザインも、多種多様で見ていて飽きません。
鈴木さんのドールを模写すれば、ドール作りのヒントやポイントが解るんじゃないかと、模写をしてみました。
帽子は、グルーガンで固定するのですが、素材がいつもと違って硬い紙なので、布と違って着けにくかったです。
鼻が一番、難しかったのです。
ミニサイズのドールなので、顔が小さく、鼻のフェルトを付けていく時が、意外と難しかったです。
逆に他の眉毛やまつ毛、口のバランスはとりやすくかわいく出来たと思います。
さらっと、すごいのです。
ポイントのさかなも「くじら?」も、鈴木治子さんは、ざっくりと作っているんですが、それが味になっているように思いました。
黒の使い方がさすがです。
帽子の白色に対して、赤色のリボンを巻いているのがポイントとなっています。
白地に赤色の水玉の服が基本で、その水玉の赤色をポイントとして、袖と裾、帽子のリボンに配置し、黒色で全体を引き締めているのが解りました。
鈴木さんは黒の使い方がうまいのです。
ミニサイズなので足はシンプル。
通常の足の形ではなく、かかとがない、棒状の足となっています。
帽子は厚紙で出来ています!
帽子が凝っていて、厚紙で形を作っています。
それでクタッとした、味わいのある仕上がりになっています。
その上に布をボンドで張って、更に色を塗って、更にステイン剤まで塗って作られています。
何重にも手が加えられています。
だから、とても趣のあるカントリードールになるんだなあと思いました。