カントリークラフト48 2006年冬号より
このカントリードールは、カントリークラフト48、2006年冬号66ページに掲載され、実物大型紙が付いていました。
とても柔らかい色合いがいいと思います。
私が模写したものは、鈴木治子さんの作っているドールの、スカートとマフラーの生地とは違っています。
鈴木さんの方は、ウール地のチェック柄を使用していますが、同じ生地を探しましたが手に入らず、綿で同じような柄にしました。
綿のチェック柄を使いましたので、暖かみがある感じは出ませんでしたが、全体の雰囲気としては、似ていると思います。
模写をして、気付きました。
顔は、刺繍で出来ていて、目も刺繍をして、少し窪ませているように見えます。そうする事で、表情が、豊かになるのかなと思いました。
少し、雰囲気が違っています。
ジャケットの素材も、同じものが手に入れられず、生成りのシーチングを使ったので、少し張りのある風合いとなりました。
鈴木さんのものは、木綿の生地を使っているので、アンティークのような長い年月が経過しているような落ち着いた雰囲気があります。
模写しないと、わかりません。
帽子の作りも、手が入っていて、模写するたびに、感心させられます。
好きじゃないと、出来ない作業です。
ステッチも、刺繍糸を2色使い変化をつけていたり、それが全体の古めかしい趣のある仕上がりになっているんだろうなあと思いました。
ガーゼ地のドロワースが新鮮でした。
ドロワースをガーゼ地で作るという発想は、私にはなかったので、とても新鮮でした。
なぜなら、薄くて透ける素材なので、下着には不向きと思っていました。